オランダの旅 報告⑧4〜7日目

5月30日
午前は国立美術館へ。レンブラントフェルメールをはじめ 多くの画家の作品があります。
その近くのコンサートホールでランチコンサートがあると聞いていたので 聴きに行きました。水曜日に開催されるフリーのミニコンサートです。今回はバイオリンとギターの協奏。弦楽器の音色がホールに響きわたり うっとりするひと時を過ごしました。フレンドリーでいい雰囲気のコンサートでした。


午後は鉄道で30分ほどのユトレヒトへ。ユトレヒトはこちゃこちゃとした こじんまりとした町ですが オランダの第4の都市だそうです。曲がりくねった運河が中心部を流れていて 方向が分かりにくくて なかなか目的地に行きつけませんでした。セントラルミュージアム、デイック・ブルーナハウス、ユトレヒト大学博物館へ。ミッフィーちゃんの生みの親であるブルーナさんが生まれた町でもあります。ミッフィーちゃんは かなりのこだわりを持て描かれていることが分かりました。大学博物館は閉館30分前に入りましたが 館内は私一人。不気味な標本とかあり 不思議な空間を感じることができました。

5月31日
デン・ハーグへ。オランダ第3の都市で、各国の大使館があり、整然とした上品な街という印象がありました。
マウリッツハウス美術館は改装中で休館。代表作は市立美術館で展示しており、レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」やフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などがあります。だまし絵のエッシャー美術館も体験コーナーがあったりで面白かったです。監獄博物館はガイドツアーで見学。ビネンホフや平和宮など見所満載。街中に警官が多いな〜と思っていたら、ビネンホフで警官の行事があったようで、
 
こんな光景を目にしました。方向が分からなくなり、警備中の警官に道を尋ねましたが…全然違う方向でした〜警備に集中していたんですね〜

帰りにデルフトに寄りましたが、デン・ハーグでのんびりしすぎて時間は5時を過ぎていたので、フェルメールセンターには入れず、小雨も降ってきたので、街をぐるっと一回りして帰ってきました。落ち着いた感じの街並みでした。 


6月1日
アルクマールへ。
目的は夏期の毎週金曜日に開催されるチーズ市。10時に到着するとすでに始まっていて すごい人だかり。そのうち少し少しずつ人垣が低くなり、最前列で楽しむことができました。テイスティングのチーズを試食させてくれたり、写真をとってくれたりして楽しませてくれます。チーズを運ぶ人たちの年齢も様々で走り方が面白い。多量のチーズは12:00までに買われて運ばれて行きました。
帰りに途中下車して、乗り換えて風車群(ザーンセ・スカンス)を見に行きました。風車については既に報告済みなので省略。

6月2日〜3日
いよいよ最終日。フライトは14:00なので ホテル近くの国立美術館に再度入館。そしてダイアモンド博物館へ。国立博物館ではフェルメールの絵にお別れ。フェルメールは東京に来ているようですね。私は「真珠の耳飾りの少女」より「牛乳を注ぐ女」の方が好き。
預けていた荷物をホテルに取りに行き、最後まで「スリには気をつけて」って言われました。
家族経営のB&Bなどに宿泊するときは、日本のおかきなどをお土産に持っていきます。今回も持参しましたが、オーナーさんからお返しをいただき恐縮しました〜。適度な距離感で居心地が良かったです。

帰路も順調で穏やかなフライト。
キャセイのシートは倒しても後ろに影響しないので、気兼ねせずに良かったです。
香港からの帰国便は空いていて、横になって寝ていました。

アムステルダムもその他の都市も 行きたいところは見てきましたが、少しだけ心のりがあります。 
アムステルダムにあるクレラー・ミューラー美術館に行きたかった〜ゴッホ作品をたくさん見ることができます。郊外の大きな公園の中にあり どうせ行くなら一日がかりで〜と思い、結局あきらめました。
②もっとゆっくりミュージアムを楽しみたかった〜今回はたくさんのミュージアムを見たかったので どうしても急ぎ足。1館半日のペースで巡ったら もっと発見や感動があったかも。
ハーリングを食べたかった〜生ニシンの酢漬けで ピクルスとか刻み玉ねぎとか載せて食べる料理です。屋台とか探したんですけど なかなか見つけることができませんでした。

心残りはありますが、満喫したので再度オランダに行くか〜迷うところです。